コンテンツ_ラミネートの種類とパウチ

ラミネートの種類とパウチ

ラミネートとパウチって何?

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ラミネートやパウチという単語は聞いた事がある方も多いかと思いますが、この2つの違いや特徴をご紹介いたします。
まず、前提としてラミネートもパウチも透明なフィルム状となっており加工方法に違いはありますが、印刷物を外部からの様々な「要因」から守るのが目的です。
キズや破れ、劣化(紫外線)、汚れ、水(雨※一部例外あり)、などから守り、印刷物の使用期間が伸びます。

ラミネートって何?

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ポスターチャンネルのラミネートは「コールドラミネート」と呼ばれ、ラミネートの貼り付け面がシール状になっています。
右の写真のラミネート機に印刷物を巻き込み圧をかけ、ラミネートを貼り付けます。
ラミネート加工で指定された各種ポスター用紙と塩ビシート(パネル印刷・シール印刷)の全てはこの「コールドラミネート機」で加工いたします。

また、ラミネートの加工は印刷面のみ片面に行います。
ですので、紙のポスターは表面はラミネートで守られますが、裏面はそのままのため、雨などの水には弱くなります。屋外で使用の際はポスター用のフレームなどを用いいるなどの対策が必要となります。

パウチって何?

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パウチとは、「ホットラミネート」とも呼ばれ、ラミネートのフィルムで印刷物を表裏で挟み、熱を与えて圧着する加工方法です。熱により、ラミネートの内面が溶けて糊となり、印刷物に貼り付き挟むしくみです。
ポスターチャンネルでは「パウチ」の名称を使用しています。「パウチ」の言葉は、英語の「pouch:ポーチ」が元で「密閉する」や「包み込む」という意味から来ています。

パウチの特徴は熱で圧着後は固くなる特性があります。
そして、パウチした印刷物の四辺に透明のフチが付きます(数ミリ)。このフチは「ミミ」とも呼ばれます。
パウチ加工を指定いただく際、印刷物のサイズがこの「ミミ」の分だけ大きくなる事にご留意ください。

ラミネートとパウチの使い分けについて

ポスターチャンネルにおいて「パネル印刷」、「シール印刷」、「ホログラム印刷」については、ラミネートを使用します。ラミネートにも「グロスラミネート」、「マットラミネート」があります。
グロス=艶あり、マット=艶なしです。「グロスラミネート」はかなり光を反射しますので照明が当たる場所にはおすすめしませんが、光沢感が強いので印刷物をより鮮明にします。
また、ラミネートは、パウチに比べUVカット性能が高く色の劣化を遅らせることができます。屋外の看板(シール印刷)で使用されているのもは長期で使用されると思いますので、当然ラミネート加工になり ます。

ではパウチはどのような使い方をされているのでしょうか。ポスターチャンネルはポスター印刷のみパウチを選択できます。ラミネートのポスターに比べ、折りに強い(折りの跡がつかない)のが特徴です。
飲食店のメニュー表で透明の薄いプラスチックに挟まれているのを見た事があるとかと思います。それがパウチです。下敷きのような厚みがあるため、折れに強いです。
そして両面で挟んで加工するため、耐水性もあります。パウチの種類は光沢のみでマット仕様はありません。また、上記の解説の通り、「ミミ」が数ミリ出ます。
複数回、貼ったり剥がしたりして使用する場合や、持ち運んで使用する際にはパウチ加工が向いています。

印刷物とラミネートとパウチについて

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ポスターの用紙にはマット紙・光沢紙・半光沢紙・合成紙。そしてターポリンとホログラムがあります。
まず、ターポリンには何も加工はしません。そのまま使用する素材です。次にホログラムですが、素材の性質上グロスラミネートのみ受け付けています。

次にパネルやシールについては、まずパウチはできません(当然ですが)。そしてラミネート加工は必須となります。使用場所や印刷物のデザインでグロスかマットのラミネートを選んでください。

そして、各紙媒体と合成紙ですが、ラミネートまたはパウチの加工で、見た目の印象が優先的に変わります。
例として、マット紙にグロスラミネートやパウチ加工は問題ありませんが、光沢紙にマットラミネート加工では、光沢感はほぼ無くなり、マットな印象になります。ただマット紙に比べると鮮やかな感じとなります。
紙の光沢感をそのまま出したい場合は、ラミネートやパウチの加工をしない選択もできます。
ポスターチャンネルでは、ターポリン・ホログラム以外のポスター印刷の用紙に対して、ラミネート(グロスorマット)・パウチを自由に選べます。用途に応じて選んでみてください。