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色彩心理の4つのゾーン(2)

色彩イメージは言語と同じ役割

色の組み合わせの持つイメージは、言語と同じ役割を持っていると言われます。 もちろん言語で直接情報を伝える事が早いケースもありますが、色彩の持つイメージは、言語を通さず同様のメッセージを伝える事のできるコミュニケーションの一つとなります。
1960年代から、配色とイメージの関係の調査が始まり、1979年まで調査が進められました。 これにより、配色と言語の関連性が膨大な数の調査で判明しました。前回からご紹介している、このB.G.R.Wのゾーンがその結果となります。

[色彩心理の4つのゾーン]再度、概略を解説

色彩心理の4つのゾーン概略

前回と同じく前提として各ゾーンは、下記となります。
Bゾーン(Budding=芽生え)
Gゾーン(Growth=成長)
Rゾーン(Ripen=熟す)
Wゾーン(Withering=枯れる)
以上4種類のゾーンです。

右図の4つの区域、X軸、Y軸で表し各ゾーンが形成されます。 単色で表現するものではなく、色の組み合わせの配色でゾーンが変わります。 実際は、ゾーンの中でも各ワードによって、位置が変わりますが、解説が長くなるため割愛しております。

[色彩心理の4つのゾーン]今回はGゾーンについて

Gゾーン(Growth=成長)を解説いたします。
季節は「夏」、植物が成長し、開花する時期を示すGゾーンです。エネルギッシュで。 人間で例えたら青年の時期になります。たくましさが感じられるイメージのゾーンです。

Gゾーン

[色彩心理の4つのゾーン]まとめ

今回は、Gゾーンの区域のカラー構成でした。全体的に活発で、エネルギーを感じるカラー配色ですね。
この配色を参考にデザインの一助になればと思います。

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