コンテンツ紹介

色彩心理の4つのゾーン(1)

4つのゾーンについて数回に分けて解説

筆者のデザイン経験で「色彩心理」に関わるカラーチャーとがあります。色味で悩んだ時や、色の相性など決める際、よく活用します。今回から複数に分けて解説します。
まず前提として、カラーチャートは様々な考え方が存在しています。今回ご紹介するチャートはその中の1つとなります。 また、色のセレクトもその人の感性で変わります。一般的であっても、完全な一致ではありません。ご承知ください。

[色彩心理の4つのゾーン]まずは概略から

色彩心理の4つのゾーン概略

まず、4つのゾーンの解説です。
Bゾーン(Budding=芽生え)
Gゾーン(Growth=成長)
Rゾーン(Ripen=熟す)
Wゾーン(Withering=枯れる)
以上4種類のゾーンです。

右図のように4つの区域があり、X軸、Y軸で表します。
上下は時間軸、左右でエネルギー軸となります。それぞれの区域で対照となり、心理的なものから、春夏秋冬の季節でも区分けされます。 色の選択において参考となる指標です。単色で表すものではなく、色の構成によって生まれます。

[色彩心理の4つのゾーン]今回はBゾーンについて

Bゾーン(Budding=芽生え)を解説いたします。
季節は「春」、植物が芽生えの時期を示すBゾーンです。芽吹の生命力を含んだイメージの区域。 人間で例えたら誕生から幼児の時期になります。若々しいが、成熟ではない感じでしょうか。

Bゾーン

[色彩心理の4つのゾーン]まとめ

上図のカラーチャートは、Bゾーンの区域のカラー構成ですが、カテゴリーが「ロマンチック」など、5つあり、さらに該当するワードがありますね。 デザインを行う上で、参考となるカラー構成となります。色彩心理であり、言葉の持つ色を表現した図となります。
配色の本などに掲載されていますが、今回ポスターチャンネルのコンテンツ紹介として、記事といたしました。つづきは次回となります。

ポスターチャンネルは、上図のカラーカテゴリーも10色インクによる精密さで、印刷対応可能です。
ネットプリントなら、ぜひポスターチャンネルへ。